ワセリンについて
◆ワセリン(vaseline)とは
20世紀は
化学、そして多くは
石油の時代でした。現在のわたしたちの生活には車の燃料から
プラスティック成型品、化学
繊維や踏みしめているこの
アスファルト、そして
皮膚に塗布しているワセリン外用剤まで石油、土中から産するという意味で鉱物油に依存しています。
外用剤としてのワセリンは19世紀末頃に実用化され、日本では20世紀初頭からの利用になったようです。理由は定かではありませんが石油原料なら「たくさん採れ」「安価で大量 に販売ができ」「
ビジネスとして成功」したからだと思います。
オリーブ「油(ゆ)」も石「油(ゆ)」も・・・「油はあぶら」という思想の反映がワセリンです。重油や廃油を分離、精製したらそれ以前に外用剤として利用されていた軟膏(なんこう)のようなものができたから、軟膏と同じ働きをするだろうということになります。黄色、白色が基本的ですが精製度合により各種あります。ちなみに軟膏の「膏」というのは動物の脂という意味です。
油脂、油(あぶら)と脂(あぶら)、オイルと
ファットどう違うのだ?となりますが、このページでは常温(20±15℃)で液状であるものがオイル、固体性が強いものをファット)と考えましょう。